WWDCで発表されたmacOS Sierraのレビュー記事がたくさん出ています。WWDCの基調講演ではさらっとしか触れられていなかったことも、日本人ライターの目線でレビューされておおり、レビュー記事はそれぞれ読み応えのあるものになっています。
Apple Watchと連携したログイン機能
Macのスリープからの復帰には原則としてパスワードの入力が必要です。パスワード入力は1日に何回もありますが、macOS Sierraでは同一Apple IDで使っているApple Watchを腕につけていればパスワードの入力が不要となります。
これまでもサードパーティ製のアプリで類似の機能が提供されていましたが、自動でログインされることはなく、macOS Sierraに搭載される機能は相当便利になりそうな気配です。僕自身、macOS Sierraでこの機能を一番期待しているのですが、今回ライターが試用しているプレビュー版ではまだ搭載されていないようで、具体的な使用感がわかるのはもう少し先になってからかもしれません。
コピペがディバイスを超える
iPhoneでコピーした文章や写真がMacでペーストできる機能も面白そうです。iPhoneのLINEのメッセージをコピーして、MacのPagesにペーストするなんてことが、特別な操作なしにできるようです。これは慣れれば便利に使えるはずです。
また写真アプリの進化にも期待です。Google Photoのように自動で日付、撮影場所、状況などで写真を分類してくれ、検索ボックスに「海水浴」と入れれば、海水浴に行った時の写真がピックアップされる、そんな使い方がiPhone、iPad、Macの写真アプリで可能になります。
Siriも搭載されて、これまでのOSから一気に進化した感じです。macOSと名称を変更してから最初の更新だけにAppleも気合が入っているのかもしれません。なおmacOS Sierraは「秋」にリリースされるとアナウンスされていますが、具体的には10月上旬ころのリリースと予想します。
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