BCNが家電量販店のPOSデータから集計したスマートフォン・携帯電話販売ランキング(2016年3月28日~4月3日)を発表しています。それによると31日に発売となったiPhone SEはauの16GBモデルが13位にランクインしたのが最高と順位的には全く振るわない結果となりました。(BCNランキング)
ドコモ版64GBモデルは60位スタート
ランキングによると、au版は16GBが13位、64GBが16位、ソフトバンク版は16GBが15位、64GBが31位、ドコモ版は16GBが27位、64GBが60位となっています。
発売週の順位としてはまったく振るわない内容です。ただそれでも64GBモデルを中心に品薄状態が続いていることを考えると、入荷数はかなり少なかったと考えられます。家電量販店では予約を受けつけ、販売を煽っていただけに少し期待外れだったかもしれません。
Y! mobileのiPhone 5sより下
他の機種と比べると、週間ランキングでトップを獲得しているのはau版のiPhone 6sです。安定した販売を記録していると考えられ、iPhone SEが発売されたからといって、そちらにユーザーが流れていくことはなかったようです。
またiPhone SEのランキングの上にはY! mobileが販売するiPhone 5sがランクインしています。順位は12位でau版iPhone SE 16GBよりも売れたという結果が出ています。
爆発的な販売数はないと予想されたが
当初からiPhone SEは爆発的に売れる商品ではないと予想されていました。しかし新型のiPhoneであることには違いなく、一定の売り上げが期待される機種であったのも事実です。
蓋を開けてみると、iPhone 6sだけでなく1年半前の機種であるiPhone 6や2年半前のiPhone 5sよりも売れ行きが鈍かったことになります。在庫の問題もあるかもしれませんが、16GBモデルに関しては今でもすぐに買えます。それでも最高で13位は少し物足りない印象です。