追記:この記事の投稿直後にソフトバンクは「スマ放題」契約者の規制を解除したようです。やはり規制で他社に遅れをとりたくはなかったようです。
2月上旬、auの通信規制が緩和されていることが判明しました。auからは公式に発表されたわけではありませんが、Webサイトの表記が「直近3日間 (当日を含みません) に1GB以上のご利用があったお客さまの通信速度を終日制限させていただく場合があります」が「直近3日間 (当日を含みません) に3GB以上…」に変更されていました。昨年末にドコモが同様の規制を撤廃したことに続いての動きとなっています。
ちなみに3日で1GBはテザリングなどで回線を利用した場合、頻繁に越えることになるので、これが3GBへと緩和されたことのメリットはある程度あると考えられます。ただauやドコモの場合、1GBを超えたからといって急速に速度が落ちるわけではないので、これまで不便を感じたことはなかったのも事実です。
さてこの動きを受けて、ソフトバンクはどうなるのでしょうか。僕にとってソフトバンク回線の最大の弱みこの規制であって、乗り換えの大きな障害になっています。ソフトバンクの規制がauやドコモよりも規制の運用が厳しいのは有名ですが、基準が3GBくらいに緩和されれば使えなくもありません。しかし現時点でソフトバンクのWebサイトの表記は変わらず、3日1GB(or2GB)超で規制とあります。
もしソフトバンクが簡単に追随できるようなら、そろそろ変更されてもおかしくないはずです。まだ規制内容が変更されていないところをみると、規制がなければネットワークへの負担が許容範囲を超える現状があるのかもしれません。もしそうならソフトバンクが他社のように規制を緩和・撤廃するのには時間がかかるかもしれません。
iPhoneをはじめとしたスマートフォンの画面は大型化し、動画は高画質になり、スマートフォンが使うデータ量は多くなっています。正直言って1GBなんてあっという間に到達てしまう時代です。ソフトバンクのように1GBで厳しく速度を規制するのは時代遅れです。料金や機種でキャリア同士の違いがほとんどなくなった今、この差は販売にも影響すると思うのですが、ソフトバンクの出方には注目したいと思います。