iPhone 7 Plusの最大の特徴はデュアルレンズカメラだと思います。片方のレンズが広角、片方のレンズが望遠となっており、広角側からの計算で10倍まで(実際は望遠側で5倍まで)のデジタルズームが比較的劣化の少ない画質で実現できます。この画質、SNSにアップして、それをスマホで見るのにギリギリの品質だと思います。
SNSでの共有写真の画質は重要
上の3つのツイートはそれぞれ、10倍ズームがどの程度の画質でSNSで見られるかを試したものです。パソコンから見ても、二枚並んだ写真くらい小さければ、画質の悪さは気になりません。またスマホから見ると、少し離して見ると一枚の写真でも画質を気にせずにすみます。
おそらくAppleがiPhone 7 Plusで実現するズーム倍率を決めるときも、SNSなどで共有する場合、どのように見えるかも検討材料になったはずです。10倍ズームはこの用途でギリギリの画質という印象です。
デジタルズームで写真の幅が広がる
画質が悪くなる10倍ズームを使わなくても、画質が悪くならない2倍ズームでも写真の表現の幅は広がります。下の写真はiPhone 7 Plusの1倍(広角)、2倍(望遠)、5倍(デジタル2.5倍)、10倍(デジタル5倍)ズームで撮影しました。構図などは適当ですが、ズーム撮影での写真の雰囲気の違いがはっきりわかると思います。
これまでiPhoneで撮影する時は、デジタルズームのみだったのでほとんどズームは使いませんでした。せっかくiPhone 7 Plusがズームに強くなったということで、ズーム撮影も積極的に使っていこうと思います。