iPhone 7、iPhone 7 Plusは品薄が続いており、特にiPhone 7 Plusのジェットブラックモデルは未だに予約開始日に予約していたとしても入手困難な状況です。そんな品薄のiPhone 7、iPhone 7 Plusをいち早く手に入れる手段としてApple Storeの「予約とピックアップ」があります。
当日引き渡し分の予約
「予約とピックアップ」はApple Storeの当日引き渡し分を予約できるサービスです。毎朝8時に当日分の在庫が補充され、ネット上から早い者勝ちの予約合戦となります（予約とピックアップ）。すでにiPhone 7発売から3週間近くが経過し、極端に品薄の機種以外ならそれほど苦労せずに予約できるようになっています。
手に入りにくいiPhoneをいち早く入手できる便利なサービスなのですが、そこで気になるのがApple Storeの少なさです。現在国内にはApplel Storeが7店舗しかないため、現実問題としてこのサービスを使えるのは仙台、東京、名古屋、大阪、福岡周辺のユーザーのみです。確かに人口の多い場所には出店されているのですが、それでも日本全国を全くカバーできていません。
国内Apple Storeは旗艦店のみ
日本に出店されている7店のApple Storeはどれも旗艦店的な位置付けであり、販売以外にもサポートや講演、イベントも実施されています。また家電量販店内に出店されているApple Shopが少ない店舗数を補う存在となっています。しかしやはり直営のApple Storeの存在感は大きく、出店を待ち望むAppleファンは全国に多くいます。
昨年Apple Store 札幌が閉店となったことで北海道はApple Storeの大きな空白地となっています。また北陸、信越、北陸、中国、四国、南九州、沖縄といった地域もApple Storeの空白地帯となっています。これら地域のユーザーは「予約とピックアップ」サービスを現実的な距離にあるApple Storeで利用できません。
Appleにはこの空白地帯の解消を急いでもらいたいと思っています。一時、東京に4店目のApple Storeを出店する計画があったようですが、僕はそれよりも空白地帯の解消、Apple Store札幌の再開に注力すべきだと考えます。