iOS8.1から対応したiCloudフォトライブラリですが、ようやくbeta.icloud.comから写真がアップできるようになり、使えるようになりつつあります。しかしまだ要領がつかめないというか、いまいちiPhone側のストレージ節約の役には立っていない気がします。
iCloudフォトライブラリは元ファイルをクラウドに保存してiPhone側の容量を使わないというのがコンセプトだった気がします。ただiPhoneで撮影した写真、一度ダウンロードした写真はずっとフルサイズで保存されていて、iPhoneの保存容量を節約できません。一旦iPhoneの写真を全部消去して、MacのiPhotoに取り込まれたフォトストリームからiCloudフォトアルバムへとアップしなおせば、かなり容量が節約できるようにはなります。でもかなり面倒な作業になります。
この辺りの不便さは新しいMac用の写真アプリ「Photos」のリリースで改善されると期待します。ただ「Photos」は来年にもリリース予定とされていますが、Appleのサイトから予告ページは消えています。いつになるのでしょうか、この「Photos」の完成度次第でMac、iPhone、iPadでの写真管理の利便性が大きく左右されそうなので、期待もしつつ不安にもなっています。
フルサイズの写真は全てiCloudで保存して、iPhoneで写真を見るときは都度ダウンロードしてもいいので、できるだけ保存しないようにしたいです。そういう設定が可能になるような「Photos」を期待しています。