ガンホーはソフトバンクと共同で買収したスーパーセル株(中間持ち株会社株)すべてをソフトバンクに売却すると発表しました。(ガンホー、スーパーセルの持ち分をソフトバンクに売却)
スーパーセルは言わずと知れたiOSアプリ開発企業です。アプリタイトルは少なく「クラッシュ・オブ・クラン」「ヘイ・デイ」「ブーム・ビーチ」だけですが、それでもそれぞれが世界中でランキング上位を占め、アプリ開発企業として有力企業の地位を確保できています。
そのスーパーセルをガンホー、ソフトバンクが買収するということで、日本国内のアプリ市場と世界市場を結ぶものになると期待しました。しかし現実はなかなかうまくいかなかたのではないでしょうか。
僕もiPhoneでスーパーセルの最新アプリ「ブーム・ビーチ」をやっているのですが、日本語に対応するのリリースから少し経ってからでした。また対応後の日本語もどうもぎこちない部分もありました。せっかく日本企業が買収したのだから、この辺りも強化されると期待したのですが、ダメでした。そして先日ソフトバンクが発表したApp Passにもスーパーセルのアプリは対象となっていませんでした。何かうまく噛み合っていない印象です。
ソフトバンクグループは買収先の選定に関しては鋭い嗅覚を持って、センスのある買収をしていると思いいます。しかし、その後のシナジーに関しては、あまり上手く立ち回れていない印象です。スプリント、イー・アクセスもその例に漏れないと思います。
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