ソフトバンクの発表会は戦略機種よりも新サービスに期待

明日、午前11時からソフトバンクは「戦略機種と新サービス」の発表会を実施します。戦略機種として発表されるのは、どうやら「AQUOS CRYSTAL 305SH」のようでうす(「シャープ、「AQUOS Crystal」商標を出願 AQUOS PHONEの新作か」より)。これは日本のソフトバンク、アメリカのスプリント双方で発売され、日米で事業展開する同社の象徴的な新機種になる可能性があります。

日本経済新聞も伝えています。

どこが「戦略」機種なのか、イマイチわかりませんが日米での共通モデルということで調達数を確保し、端末価格を低く抑えることが可能になるのかもしれません。ちなみに「AQUOS CRYSTAL 305SH」は漏れている機種の性能情報からハイエンドモデルというよりも、ミドルスペックモデルの位置付けであると予想されています。ソフトバンクとしても来月に発売される次期iPhoneとの競合を避けたかったのかもしれません。ただミドルスペックということで機種の本体価格は極端に抑えられてくる可能性はあります。

なので明日の発表では機種の性能や新機能自体には期待できないかもしれません。そこで僕は新サービスに期待したいと思っています。このミドルスペックの新機種にはやはり機能を限定して、利用料金を極端に下げる方向性があっていると思われます。このブログ「ソフトバンクの「戦略機種と新サービスの発表会」とは?」にも書きましたが、スプリントも低価格だけどFacebookやTwitterにしかアクセスできないサービスを始めています。

日本でもYahoo! JAPANやLINE、Facebook、Twitterからアクセスできるサービスを選らんで月額料金を安くするようなサービスが始まるかもしれません。基本料500円、Yahoo! JAPANは無料、他アクセスできるSNSひとつにつき300円で追加という形を予想します。これは新しいスマホの形でもあり、利用者層の拡大に大いに貢献する可能性があります。かなり大胆な予想なのでこのような新サービスが発表される可能性は低いですが、明日の発表会には注目しています。