9月に開催されたスペシャルイベントではiPhone 7以外にもAirPods、スーパーマリオラン、ポケモンGOのApple Watch対応が発表されました。このうちAirPodsは注文が始まり、スーパーマリオランは16日未明に配信が始まりました。あとはポケモンGOのApple Watch対応です。
大型アップデートで詳細発表されず
12月12日にポケモンGOは新しいポケモンの追加、クリスマスイベントの実施を発表しました。しかしその場でApple Watchへの対応については何も情報は出て来ませんでした。暮れも押し迫っており、本当に年内に対応するのか疑問も出てきました。
一般的にアプリがApple Watchへ対応するにはiOSアプリの更新が必要であり、その更新にはAppleの審査が必要になります。しかしAppleは従業員休暇のため12月23日から12月27日まで審査業務を停止します。この期間はAppleの審査が止まるだけでなく、更新したアプリの不具合修正にも支障が出てしまうため、大型アップデートは年末のこの時期を避ける傾向があります。
そのためポケモンGOのApple Watch対応は12月27日以降にアプリ更新が審査され、ギリギリ年内というスケジュールになる気がしてきました。どうでしょうか、当初の発表通り年内に対応できるか微妙な状況になっている気がします。
ポケモンGOユーザーは戻ってくるか
ポケモンGOがApple Watchに対応することで卵を孵化させるのはかなり簡単になると思われます。バッテリーの消費量次第ですが、1日ずっとApple Watchを装着してアプリを起動しておけば、毎日1つ、2つと卵を孵化させることができそうです。ただバッテリー消費の問題は懸念事項の1つであり、仮にポケモンGOアプリを起動しているとApple Watchのバッテリーがすぐになくなってしまうなら対応してもあまり利用者は増えないでしょう。
リリース直後、空前の大ブームとなったポケモンGOですが、すでにブームは下火になり、新しい物好きで飛びついた層はすでに別のアプリへと移動しています。そんな状況でApple Watch対応で出て行ったユーザーを呼び戻すことができるかに注目です。