AirPodsの隠れたメリットはLightningケーブルで充電できるとこ

発売直後から完全ワイヤレスタイプのイヤホン「AirPods」のメリットは多く語られていますが、あまり触れられないメリットとしてLightningケーブルで充電できることがあります。これまでのワイヤレスイヤホンの大半はマイクロUSBでの充電にしか対応しておらず、AppleがBeatsブランドで販売するワイヤレスイヤホンさえLightningでの充電に対応していませんでした

持ち運ぶケーブルが増えずに済む

iPhoneやiPadがLightning端子を搭載しているので、充電のためにLightningケーブルを持ち歩いている人も多いと思います。その充電ケーブルを使ってAirPodsを充電できるので、さらにAirPods充電のためにケーブルを追加する必要がないのはかなり嬉しいです。せっかくワイヤレスになったイヤホンを充電するために新たにワイヤーを持ち運ばないといけない、そんなことにならなかったのは大歓迎です。

欲を言えばMacBook, MacBook ProがUSB-Cでの充電に切り替わったので、Apple製品の充電をUSB-Cに統一して欲しいとは思います。ただLightning対応のケーブル、周辺機器の普及を考えるとまだその時期ではないのかもしれません。近い将来、AirPodsやiPhoneも含めて全てUSB-C端子搭載となるとは思います。その時はもっと荷物が減らせそうです。

ケースの充電速度は速く満足

AirPodsの充電はLightning端子からとはいえ、あまりバッテリー容量が大きくないためそれほど時間はかかりません。スクリーンショット(上)にある状態からイヤホンが100%、ケースが98%となるまで(下)に約1時間くらいです。完全にバッテリーがない状態からも2時間くらいあれば100%になるでしょう。

これだけ充電速度が速ければ気が付いた時に少し電源に接続しておくだけで数日分の電力が補給されます。イヤホンは使用頻度の高い周辺機器だけに充電の手間も製品の満足度を大きく左右します。充電の簡単さという点でAirPodsは非常に優秀であり、多くの高評価の背景になっていると考えられます。僕もワイヤレスイヤホンの最大の欠点だった充電の面倒さが解消されてかなり満足です。