iOS 11 パブリックベータ版はいつリリースされるのか?

先日のWWDCで発表されたiOS 11には多数の新機能が搭載され、iOS 10からデザイン面で大きな変更が実施されています。すでに開発者向けにベータ版がリリースされていますが、これには年会費の必要な開発者登録が必須です。誰でも無料でベータ版をダウンロードできるパブリックベータ版はいつリリースされるのでしょうか。

WWDCでは6月末リリースと発表

パブリックベータ版は通常、開発者向けのベータ版に比べて遅くリリースされる傾向があります。特にメジャーアップデートの場合は数週間の遅れののちに、リリースされます。iOS 11も開発者向けにはWWDCの基調講演直後に開発者向けベータ版が配信されたのですが、パブリックベータ版ば6月末と発表されました。

現在、パブリックベータプログラムのサイトには「近日開始」の見出しとともに、「iOS 11、macOS High Sierra、そしてtvOS 11のPublic Betaの提供がもうすぐ開始されます」と記されています。具体的な日付は明記されていません。

iOS 10の時から予測

パブリックベータ版はiOS 10の時も配布されました。この時も開発者向けのベータ版から数週間遅れて7月8日(日本時間)にリリースされています。この直前、7月6日(同)には開発者向けにiOS 10 beta2が公開されており、このbeta2がそのままパブリックベータ版になりました。

今年のiOS 11も同様のスケジュールとなると仮定すれば、日本時間で6月28日にiOS 11 beta2が開発者向けにリリースされ、30日にiOS 11パブリックベータ版が登場という流れでしょう。これでちょうど6月末というスケジュールなので、あくまで予想ですが、こ日程が有力な気がします。

パブリックベータ版のインストールには注意も必要

iOS 11の機能が一足先に体験できるパブリックベータ版ですが、あくまでベータプログラムはバグ修正や安定性向上のためにAppleに協力のが目的です。そのためダウンロードできるiOS 11はあくまで試作品であり、安定性の「あ」の字もありません。突然アプリが落ちるのは日常茶飯事、本体が再起動を繰り返す頻繁にフリーズするくらいの不具合には耐える必要があります。

元のiOS 10に戻すこともできますが、それすらできない不具合に見舞われる可能性もあります。インストール前にはバックアップを取り、できれば普段使う端末以外へのインストールがオススメです。