Mac版Twitter公式アプリ、予告通り活動停止

Twitter社はMac版の同社が公開しているTwitterアプリのサポートを終了しました。これは1ヶ月前に予告されていた通りのスケジュールで、17日になってMacのTwitterアプリからは何もできなくなっています。ただ同社が公開しているMac版のTweetDeckはまだまだ現役です。

Webブラウザからの利用を推奨

Twitter社はMac版のTwitterアプリ終了の案内で、MacではWEbブラウザ(Safariなど)からの閲覧で十分な体験ができるとしてTwitterアプリのサポートを終了するとしていました。これまでアプリを使っていたユーザーはWebブラウザからの閲覧に切り替えればいいでしょう。

ただMac版のTwitterアプリの利用者はそれほど多くなかったとみられます。同社が同時に公開しているTweetDeckの方が使い勝手が良く、多くの情報を一度に表示できることから、こちらを使っているユーザーの方が多かったのではないでしょうか。そのため今回のアプリ停止で不便を強いられそうな人はそれほど多くないと考えられます。

しかしこのTweetdrckも2年半以上更新されておらず、Twitterがブラウザでの閲覧を推奨していることから、このアプリが今後どうなっていくかには注意が必要な気もします。

Apple Watchからも撤退

Twitterアプリは昨年、Apple Watchのサポートも終了しています。確かにApple WatchでTwitterを楽しむのはほぼ不可能であり、通知をApple Watchで確認したとしても、内容を見るのには結局スマートフォンがあった方が便利になります。なのでApple WatchアプリでTwitterを利用して引いた人もそれほど多くなかったはずです。

Twitterは利用者の少ないアプリから撤退し、スマートフォンアプリブラウザからの利便性を高めるように経営資源を集中させているのかもしれません。Twitterは日本でも非常に多くのユーザーがいるサービスです。その行方には多くの人が注目しており、今後の同行がきになるところです。