Appleが発行するクレジットカードは支出管理機能と一体化?

iOS 12.2はまもなく正式版がリリースされると予想されています。現在はベータ版での動作確認作業が続けられている段階ですが、そのベータ版からAppleが発行するクレジットカードそれと連携する機能が発見されています。

支出状況をリングで表示

Apple Watchではエクササイズ管理機能として、その日の進捗をリング状のグラフで表示します。目標を達成すればリングが完成し、2倍なら二重に、3倍なら三重にリングが完成します。iOS 12.2のベータ版内でこのリングに似た「未完成の支出リング」が発見され、Appleは設定した支出予定と現在の支出状態が一目でわかるような機能を用意していると考えられています。

この支出リングはAppleがゴールドマン・サックスと共同で提供するApple Storeクレジットカードと連携すると予想されており、カードでの支出がリアルタイムで把握できる機能としてiPhoneやApple Watchに搭載されるようです。これまでなかったサービスではないのですが、iOSの新しい機能として魅力的な進化を遂げる可能性は秘めているでしょう。

競合サービスから周回遅れ

現在、iPhone(iOSデバイス)向けに支出管理アプリは多数リリースされています。私も代表的な支出管理アプリ「Moneytree」を使っているのですが、これらアプリにはカードでの支出だけでなく、銀行口座の残高、ポイント残高、電子マネー残高なども合算して支出や現状を把握できる機能が搭載されています。Appleが単にAppleが発行するカードでの支出状況を把握できる機能を提供しても、既存アプリに比べて物足りない機能になりそうです。

Appleらしい何か画期的な機能が付随すればいいのですが、現状では評判の悪いAppleによるサードパーティーアプリ機能の複製(それも周回遅れの)になりかねません。Appleによるクレジットカードと支出管理の組み合わせがどんな機能になるのか、それもiOS 12.2の注目点かもしれません。