全世界(中国本土を除く)のApple Store、3月27日まで閉鎖

Appleは新型コロナウィルスの世界的な流行拡大をうけて全世界のApple Storeを3月27日まで閉鎖すると発表しました。なお先日から営業を再開した中国本土の店舗は閉鎖店舗には含まれていません。(Apple’s COVID-19 response

新型コロナの影響は甚大

Apple Storeは北米を中心に大量の店舗が出店されており、売上高でみれば世界でも屈指の小売チェーンの一つです。中国本土を除く全ての地域でApple Storeが閉鎖されれば、売上にかなりの影響が出ることになるでしょう。それでもAppleが決断した背景には感染症拡大の防止が最終的には自社のメリットになるとの判断があったと思われます。

Apple Storeの閉鎖以外にも、Appleは同社で働く全ての従業員に対してテレワークでの就業を推奨するとしています。どうしてもオフィスで仕事する必要のある従業員は十分な作業スペースを確保した上でガイドラインに沿った形での従業を求めるともしています。

15日に発表されたWWDCのオンライン開催もそうですが、新型コロナウィルスの蔓延はAppleにもかなり大きな影響を与えているようです。Apple Storeが2週間とはいえ閉鎖されることで業績もおそらく落ち込むことになるでしょう。Appleにとって試練の時期となるのかもしれません。