Netflixの空間オーディオ対応、SNSでの評判は上々

先週、NetflixのiOSアプリが突然AirPods Pro、AirPods Maxで体験できる空間オーディオに対応しました。これによりかなり臨場感が増しており、SNSなどでの評判も上々のようです。

イヤホンを感じない

空間オーディオは音源の前、後ろ、左と右、中央からの音をデジタル処理し、サラウンド音場を擬似的に作り出すものです。これにより、これまではリビングなどにスピーカーを複数設置してサラウンドシステムを構成することでしか体験できなかった立体的な音響をヘッドホン(AirPods Pro、AirPods Max)ひとつで楽しめるようになりました。

これまでもApple TV+のコンテンツでこの体験が可能だったのですが、コンテンツ量の少なさから有効活用されているとは言い難い状況でした。そこにNetflixがほとんど全てのコンテンツで空間オーディオに対応したことで、SNS上でも大きな話題となっています。音が広がり映画館で観ているようだイヤホンをつけていることを忘れる、(ヘッドトラッキングが効いているため)イヤホンの接続が切れたと勘違いした、といった驚きの声が多くあります。

私もこの迫力の虜になってしまいました。あいにく私のiPadは空間オーディオ非対応機種で迫力のあるサラウンドを体験するにはiPhoneの小さな画面で視聴しなくてはいけないのですが、それを差し引いてもiPhoneで観てしまうほど音の迫力が全然違います。Apple TV 4Kはこの秋、空間オーディオに対応します。tvOSのNetflixアプリも対応すれば、大画面で迫力サウンドが体験できるようになるでしょう。AirPods Maxも含めて今から準備しておくべきかもしれません。