マイナンバーカードのスマホ搭載、Androidは来年5月 iOSは「決まり次第…」

河野デジタル大臣が記者会見し、来年5月11日にAndroidスマートフォンにマイナンバーカード機能を搭載できるようになる発表しました。当然iOS搭載スマートフォン(iPhone)にもマイナンバーカード機能が搭載されるようになるはずですが「決まり次第お知らせする」と説明されただけでした。

NDAがかかっている

Androidスマートフォンへのマイナンバーカード搭載について河野デジタル大臣は2023年5月11日と日付まで明確にして、対応を発表しました。しかしiPhoneについては「決まり次第お知らせする(河野大臣)」、「NDAがかかっているため(デジタル庁担当者)」として、対応時期だけでなく対応の有無も明確にしていません。

NDAがかかっていると説明されたことで、Appleとデジタル庁が何らかの協議(もしくはその先の開発作業)をしていることは確実です。であればiPhoneにも将来的にマイナンバーカード機能が搭載される可能性は高いでしょう。iOSには運転免許証などの身分証明書を取り込む機能がついており、これをマイナンバーカードにも応用していくのではないでしょうか。

なおマイナンバーカード機能のiPhoneへの搭載はiOSのアップデートが前提となります。iOSは毎年5月頃にiOS X.5を公開しており、iPhoneがAndoroidスマートフォンと同時期に対応するなら、iOS 16.5でマイナンバー機能に対応するのかもしれません。