ステージマネージャの完成度はiPad(第10世代)とiPad Air(第5世代)の存在感を左右する

明日未明、AppleはiPadOS 16.1をリリースします。iPadOS 16の目玉機能として紹介されたステージマネージャの安定性を確保するため公開が遅れていたのですが、ついにあと数時間で公開されます。そしてこのステージマネージャの完成度は先日発表されたiPad(第10世代)と半年前に発売されたiPad Air(第5世代)の重要度を決めると言っても過言ではありません。

iPad(第10世代)は非対応

iPadOS 16の目玉機能であるステージマネージャM1チップ、M2チップ搭載のiPadに限定した機能として発表されました。しかしチップ性能を考えるとA12X、A12Zチップを搭載したiPad Proでも使えないのはおかしいとの意見が多く出て、結局AppleはA12X、A12Zチップを搭載する2018年発売のiPad Proでもステージマネージャに対応すると発表しました。しかし最新モデルの一つであるA14Bionicチップを搭載したiPad(第10世代)はステージマネージャに対応しません。

確かにA12X、A12Zはチップにつけられた番号はA14Bionicより小さいのですが、A14Bionicより高い処理性能を持っています。このA12X、A12ZNO高い処理性能がステージマネージャの円滑な作動を実現するのでしょう。処理能力で劣るiPad(第10世代)でステージマネージャが使えないのは残念ですがしょうがないのかもしれません。しかしどうもステージマネージャが当初期待されたほど有効に使える機能ではないとの話も出ています。そうなればわざわざiPad Air(第5世代)を買わなくても、iPad(第10世代)で十分というユーザーも多く出てくるでしょう。

逆に長いベータ版での修正期間を経てステージマネージャがiPadには不可欠な機能と言われるまでブラッシュアップされていれば、機種代金は少し高いがiPad Airを選ぶユーザーが増えるでしょう。私もステージマネージャが本格的なマルチタスクを実現できるなら、ほとんどの一般ユーザーでMacBookが不要になるくらいのポテンシャルは持っていると思います。ステージマネージャの使い勝手がiPad AirとiPadの存在感を左右しそうで、早く実際に試してみたいです。