地味なUSBテザリングのススメ

この週末、iPhoneでのテザリング機能を試した人も多いと思います。多くのブログでWi-Fiが速い、Bluetoothがバッテリーの持ちがいい(?)と使用感の比較が行なわれていましたが、USBでのテザリングは地味です。たしかにUSBポートのないディバイスではテザリングが出来ず、機種によってはネットワーク設定が必要だったりと何かと面倒なんですが、地味にUSBも便利です。

まず、速い。これはWi-Fiと同じ暗いかそれ以上のスピードが出るようです。そしてバッテリーの心配が要らない。これもUSB接続先のバッテリーからの給電が可能なためで、接続先のバッテリー残量が十分ならiPhone 5のバッテリーは減るどころか充電されます。

そして地味ですが重要なメリットはWi-Fiの干渉を起こさない。です。都内でMacBookを持ち歩いて仕事しているのですが、今の場所でもこれだけのSSIDを拾います。全てが一つのチャネルを占有している訳ではなさそうですが、混雑しています。もう少し待てば、さらにSSIDを拾います。実際にこの場所の無線LANのレスポンスは時として大幅に低下します。

Wi-Fiスポットが混雑しているから、と自分もWi-Fiでテザリングしてしまうと、周辺のWi-Fiと干渉を起こしてさらに大混乱、なんてこともなきにしもあらずです。なので地味ですがUSBテザリングも忘れてはいけません。