iPhone 7のUSB Type-C対応の噂はどーなった?期待してるのに

12インチのMacBookで採用されたUSB Type-CiPhone 7にも採用される。そんな噂が昨年の末頃にありました。しかしその後USB Type-C対応という情報はあまり目にすることがなくなり、いつしか「次期iPhoneにはLightningイヤホンが付属する (Lightning端子存続)」との情報がまことしやかに語られるようになっています。

iPhone 7にUSB Type-Cが採用されれば

iPhoneは5から採用しているLightningケーブルで充電とMac/Windows PCや周辺機器とのデータのやり取りを行います。しかしLightning端子はAppleのiOSディバイスでしか採用されていません。周辺機器の接続や充電器などを他社の製品と共有する場合、専用のケーブルが必要になっていしまいます。

iPhoneがUSB Type-Cを採用すれば、今後普及していくことが確実なUSB Type-Cケーブル一本で何でもできる時代になり、非常に便利になりそうです。デジカメプリントの機械にいろいろな種類のケーブルが備え付けてあるのをよく目にしますが、将来的にはUSB Type-C一本になるのかもしれません。また友人の家に行った時、充電ケーブルの違いから充電器を借りられなかった経験は誰にもあるでしょう。そういう面倒からも解放されるはずです。

個人的にも荷物が減るので歓迎

いま使っている12インチMacBookは充電や周辺機器との接続は全てUSB Type-Cになります。もしiPhoneがUSB Type-Cに対応すれば、それぞれの充電ケーブル(ACアダプター)を持ち歩かなくて済みます。有線でテザリングをする際も、変換アダプタが不要になります。

MacBookのACアダプタでiPhoneを充電するには変換アダプタが必要

またiPhoneがUSB Type-Cに対応すれば、Type-C自体の普及も加速されるでしょう。USBメモリやデジカメ、プリンター、ヘッドフォンも対応製品が増えてくるはずです。周辺機器もUSB Type-Cで統一されるとかなりスマートになる気がします

ただLightningからType-Cへの移行には既存の周辺機器が使いにくくなるデメリットもあります。Appleはどこでバランスをとるのか、もしかしたらiPhone 7では時期尚早と考えたのかもしれません。それでもiPhone 7sにはUSB Type-Cが搭載されていると予想します。