iPhone 7が故障して新品交換すると、Apple Pay内のSuica移行は非常に面倒なことが判明

iPhone 7からSuicaを利用したApple Payが利用できるようになりました。このサービスは非常に便利な反面、AppleのサービスJR東日本のサービスの連携が上手く取れていないため、トラブルに発展するケースが出て来ています。

故障したiPhoneからの移行でトラブル多発

何らかの原因でiPhone 7が故障して電源も入らない状態になった場合、Appleは故障対応として機種本体を新品に交換します。この際、各種データはiCloud上にあるバックアップから復元されるのですが、Suicaの情報が復元できないというトラブルが多発しているようです。

実際にiPhone 7が突然起動できなくなり、その後、Suica情報の移行に苦労された方が、ツイッターで経緯をつぶやいています。

ツイートの履歴を見ると、トラブル発生後、iPhone 7の本体交換は翌日に完了しているのですが、Suicaの復元(退会と返金処理)には5日ほど時間かかかっています。もし同様のトラブルに遭遇した場合はSuicaの問い合わせ窓口に電話して、JR東日本側の操作による強制退会処理が必要になるようです。また返金処理もSuicaへのチャージではなく、書類での手続きを経て銀行振込で行われます。

Android機種への移行も不可能

一旦iPhoneに取り込まれたSuicaの情報はiCloudに保存されるため、iCloudが使えないAndroid機種などへのSuica移行も現時点では不可能となっています。これもAppleJR東日本のサービス連携上の問題と思われます。上記のトラブルは現在対処中とのことで近いうちに解決されると思われますが、Androidへの移行についてもできるだけ早くに対応したほうがいい問題だと思います。

Suicaを使ったApple Payは基本的なことは便利で非常に使いやすいサービスになっています。しかしSuica移行時のトラブルのようなイレギュラーな事態に対して細かく対応できる状態にはなっていないと思います。サービスを走らせながら改善していくのも最近のやり方としては一般的なのかもしれませんが、決済がらみの事柄だけに、AppleもJR東日本もより安定的で、例外への対応も十分な体制をいち早く整える必要があるでしょう。