今朝、ポケモンGOのiOSアプリが大幅にアップデートされました。今回のアップデートでポケモンを捕まえる時に「ポケモンボール」や「きのみ」の種類を選択しやすくなり、80種類のポケモンも新たに追加されています。しかしアップデートに含まれる中で地味に嬉しいのが、Apple Watchとの接続の安定性向上です。
Apple Watchとの相性は徐々に向上
昨年12月、ポケモンGOがApple Watchに対応した際、期待していた人からは歓迎の声が上がったと同時に、「これだけしかできないのかー」という不満の声も確かにありました。またApple WatchのポケモンGOアプリは不安定で、せっかく長距離歩いていても途中でアプリが落ちていて、計測が中断していることも時々あります。さらにiPhoneでポケモンGOアプリを開くように指示されることもあり、あまり安定感のあるアプリではありませんでした。
これらの問題が今回のアップデートで改善されていれば、Apple WatchでポケモンGOを遊ぶ人も増えて来るはずです(少し使って見ましたが、Apple WatchのポケモンGOアプリ自体が不安定になった気がします…)。もともとApple WatchとポケモンGOのような歩数をカウントして遊ぶアプリは相性が高く、今後もポケモンGOがApple Watchとの相性を高めていけば、Apple Watchの魅力もより高まっていくでしょう。
エクササイズアプリとしての新しい方向性
Apple WatchにおけるポケモンGOアプリは「エクササイズアプリ」として位置づけられています。ポケモンGOを起動している時に歩いた歩数はムーブ内に記録され、消費カロリーや心拍数も同時に計測されています。またこれらデータはヘルスアプリ内で管理され、まさにエクササイズアプリ(ウォーキングアプリ)として必要十分な機能を持っています。
ポケモンGOに健康を委ねるのには違和感がありますが、面白く遊べるアプリでウォーキングを楽しくする効果は十分にあります。Apple Watchのようなウェアラブルディバイスが普及しつつある中で、これからのエクササイズアプリは遊び感覚で運動ができる工夫が求められるようになるのかもしれません。