TwitterのiOS公式アプリ、溜め込んだキャッシュデータの一部削除が可能に

TwitterはiOS端末向けに公式アプリのアップデートを実施しました。この更新でTwitterアプリが溜め込んだキャッシュを削除することが可能になっています。これで小容量モデルでも空き容量の確保が容易になりました。

画像、動画、Webサイトのデータの削除が可能に

今回の更新でアプリ内にタイムラインなどの表示を早くするために保存されているデータのうち、画像データGIF動画データVineの動画データWebサイトのCookieデータログインデータなどを削除できるようになりました。これでアプリ内の保存データが簡単に整理できます。

常にギリギリだった16GBモデルの空き容量

これまでTwitterアプリに溜まったキャッシュを削除するにはアプリを一度アンインストールする必要があったのですが、これで簡単にデータ量の調整ができます。16GBモデルのユーザーにとってTwitterのキャッシュで使うデータ量はストレージを圧迫する要因になっていました。これが簡単に整理できるので、今回の更新は小容量モデルのユーザーにとって嬉しい更新になったと思います。

キャッシュデータの削除はTwitterアプリ内の「歯車マーク」から「設定」→「データ利用の設定」へと進んで、ストレージ項目から消したいデータを選択することで削除できます。

iPhoneから16GBモデルは廃止か?

Appleは中国や台湾など一部で販売されていたiPhone 6に32GBモデルを追加し、16GBモデルの販売から手を引きつつあります。日本でも唯一Appleが販売しているiPhone SEの16GBモデルも3月のスペシャルイベントで新モデル(128GBモデル)の追加とともに姿を消すのではないかと予想されています。

iPhoneのストレージはすでに16GBでは足りない状態となっています。ただ今後もiPhone内に保存するデータ量はどんどん大きくなってくはずで、32GB64GBモデルのユーザーが空き容量を気にするようになるのも時間の問題かもしれません。その時、Twitterアプリのキャッシュデータ削除機能が便利に使われるようになるかもしれません。