auが新料金プランを発表 独自色をほんの少し発揮、料金面でも一部優位に

auが先ほどの説明会で新料金プランを発表しました。プラン内容の詳細はおってこの記事の更新という形で書きますが、概要としてはスマートフォンで2700円の定額通話と容量別データプランの組み合わせとなります。

2GB、5GBの料金は他社と同様、横並びです。ただ3GBが新設されていて、2GBでは少ないけど、5GBは多い、という利用者向けにも無駄のないプランになっていると思われます。このあたりはきめの細かい設定と言っていいかもしれません。

なお他社に比べて料金的に優位になるのは大容量のデータプランです。ドコモ、ソフトバンクともに10GBプランは9500円であるのに対し、auは8000円と比較的価格は抑え気味です。これに加え、容量を超えた追加のデータは500MBから購入でき、他社よりも月額料金を抑えることができそうな工夫もあります。

これらプランで独自色は一応発揮されたのではないでしょうか。

しかし2GB、3GBユーザーの利用者が値下げになる一方で5GBほど利用するユーザーにとって新料金は高くなる傾向は他社と同じです。また個別の契約では他社に比べて安くなるケースが多くありますが、家族契約とした場合は他社より高くなるケースが多くなりそうです。

なおiPhoneやiPadとのデータシェアはプレスリリースには掲載されていません。ただ「はじまる!データシェアキャンペーン」は9月以降も継続されるのでiPadなどのタブレットで引き続き7GBのデータが利用できます。