auも2700円で定額通話を導入 通話部分は3社横並びへ

日経新聞がauの新料金プランの概要を報じています(KDDI、通話定額制を導入へ 大手3社とも月額2700円 )。それによるとスマートフォンの定額通話が月額2700円となり、ドコモやソフトバンクと横並びの価格設定になるようです。データ部分に付いても複数のプランを用意して、使っていない人が「損をしている」と感じないようにするとしています。

ただデータ部分については記事では不明な点もまだ残っており、プランの全容はまだ見えてきません。気になる点はドコモ、ソフトバンクのプランが分かりにくいという意見に配慮して、auでは個人単位の契約を基本とするという点です。個人単位で5GB、10GBと契約してそれを家族で分け合えるプランとなるのでしょう。

だとすればドコモやソフトバンクよりも2GB、5GB、10GB、、、のデータ料金は安くならないと家族契約の割安感がでない気がします。ドコモやソフトバンクの場合、家族で分け合う場合の「子契約」はデータパックの契約が要りません。そのデータパック契約をしないことで家族全体の料金を安くする仕組みになっています。しかしauが目指すような個人単位での契約の場合、どの回線もデータパック契約が必須となり家族契約では割高な設定になります。

もしかしたらデータプランそれぞれの容量で他社より1000円ほど安く設定されるかもしれません。僕はそこに希望を託します。それと個人単位でiPhone, iPadとデータシェアする場合の料金も他社より有利にしてもらえれば万々歳です。