iPhoneで撮影したLive Photos(動く写真)がWebブラウザでの表示にも対応

Appleは4月20日Live Photosを一般のWebサイトでも公開できるAPIを公開し、誰でも自分のWebサイトにLive Photosを掲載できるようにしています。技術的なことは詳しくないのですが、開発者によってこのAPIに対応したプラグイン等がリリースされれば、簡単にブログ等にLive Photosの動く写真が掲載できるようになるのでしょう。

Live Photosは面白い

僕はiPhoneで写真を撮る際は必ずLive Photos機能をONにしています。何の気なしに撮った写真がシャッターを押す前後1.5秒ずつの動画として再生すると、また違った面白さが加わることが多くあります。またiCloudで共有する時はLive Photosを短いメッセージ動画として使うことも多くあります。

Live Photos機能の登場でスマホで撮影する写真の概念が少し広がった気がします。シャッターを押すタイミングも、前後1.5秒を考えながら決めます。景色を撮る時も、Live Photosで見ることを前提に左右にカメラを動かしながら撮ることも多くあります。通常の写真にはない面白さがLive Photosにあるのは確かです。これがWebサイトに掲載できるようになるのは大歓迎です。

SNSにも広がるか

今回公開されたAPIを大手のSNSが取り込めば、SNSでもLive Photosの共有が可能になります。Twitterではよく美味しそうな料理の写真が共有されていますが、これに音と動きがつけば、さらに臨場感は高まり美味しそうに見えるでしょう。Facebookに投稿されている子供の写真も、音声付きで動くのでもっと面白くなるはずです。

こんな写真が動くようになれば面白い(Appleのサイトより)

また音声もしっかり記録されるので工夫次第でGIF画像よりも面白く使えるようになるでしょう。ただ、これまでは写真を撮る時は周囲の音にあまり気を使うことはなかったのですが、Live Photosを撮る時はそこにも気を配る必要はでて来ます。Webサイトに掲載する時は音声あり音声なしは選べるのかな?そこは少し気になります。