昨日、ソフトバンクから定額通話プランが発表され、今後、携帯電話の契約は定額通話が主流となるのはほぼ確実となりました。おそらく次期iPhoneが発売される頃には各社とも定額通話プラン以外で契約できなくなるのではないでしょうか。僕も含めて携帯電話で通話をあまりしない利用者にとって、痛い値上げになる可能性が高いです。
しかし、先日のWWDCでの発表の目玉の一つだったOS XとiOSの連携を考えると、この定額通話も悪くないです。同じWi-Fiネットワーク内にいれば、iPhoneにかかってきた電話をMacでもiPadでも受けられます。またこれらから電話の発信も可能であり、電話の利用頻度は上がりそうです。また用途も広がり、利便性も拡大することは確実です。
これまでMacBookからSkypeで通話していた感覚で、Skypeを使っていないユーザーとも通話できるようになる感覚でしょうか。なかなか便利そうではあります。そうなれば、これまで月に10分、15分程度しか通話をしていなかった利用者も、通話時間回数ともに増加する可能性は十分に考えられます。定額通話プランになれば、この新機能を料金を気にせず使えるようになるので、さらに利用機会は増えそうです。
おそらくauも定額通話プランを組み込んだ新プランを発表するでしょう。「横並び」となることで利用者側は選択肢が狭まることになりそうですが、そこは諦めて、新プランでの新しい使い方で便利さを探す方向に行くしかないのかもしれません。