サービスエリアのカバー率問題が思わぬ方向に発展しています。auのiPhone, iPad向けLTEのうち下り最大75Mbpsとなる実人口カバー率が14%と公表され、大騒ぎとなりました。その余波でソフトバンクはどうなってるんだ、という声も上がり、それに応える形でソフトバンクも75Mbpsの地域(PDFへのリンク)を発表しました。
ソフトバンクによると同地域は5月25日発表のもので約3,500ヶ所となっており、auの3月末における約2,900ヶ所を上回っています。両社ともに急ピッチでLTEエリアの高速化を進めており、公表日時が2ヶ月ずれているので単純な比較は不可能です。実際、auユーザーの僕が新幹線や地方都市が利用した感覚では、リストの住所よりもさらにauの75Mbpsエリアは拡大していると実感しています。
とはいえauもソフトバンクもそれほど大きな差がないことは分かります。両社とも、大量の基地局を持つ首都圏で75Mbps化に苦労しているっぽく、ここでのサービス実施が今後の実人口カバー率に大きく影響して来るでしょう。
ソフトバンクの4GLTE75Mbpsエリア(東京) |