株価表示に対応したNumbersで為替レートを表示する方法

Appleは数々のアップデートを盛り込んだNumbers 4.2iOS版は3.2)をリリースしています。その中でも使えそうなのが「株価」の表示です。独自のポートフォリをNumbersで管理するのもいいでしょう、またこの機能で株価だけでなく為替レートも簡単に最新のものを取り込めるようになります。

stock

STOCK関数とCURRENCY関数の2通り

為替レートをNumbersに取り込むには2通りの方法があります。Appleのサイトにも説明されているのが「CURRENCY」関数の利用です。数式バーに「CURRENCY(“USD”,”JPY”,)」と入れれば、自動でそのセルに1ドルが何円かを表示します。もちろん通貨の組み合わせは自由です。アルファベット3文字の通過コードを入力すれば、一つ目のコードの通貨を二つ目のコードの通貨に変換してくれます。

fx

もう一つ、株価機能を使って米国の取引所で取引されているレートを取り込む方法です。こちらはMacなら表示したいセルを選択して「挿入」→「数式」→「株価」と進み、検索ボックスに「USDJPY」と打ち込み、「USDJPY.ME」を選択します。これでドル円の取引レートが表示されます。こちらの方法は簡単ですが、通貨の組み合わせに制限があります。

Numbersに為替レートを取り込むと…

表計算ソフトに株価を取り込むことで、独自のレイアウトで資産ポートフォリオを作ることもできます。またiCloudの共有機能を使えば投資サークル内でそれぞれの投資の現状を報告しあうなんてこともできるでしょう。一方為替レートを読み込めば、複数の通貨に分散した資産の管理なんかにも使えるかもしれません。

numbers

また投資関連の使い方だけでなく、旅行の計画各種見積もりなどにも使えるようになると思います。簡単に取り込めるだけにNumbersがまた便利になりました。ちなみにこの機能は当然ですがMacやiOS端末がインターネットに接続されていなければ利用できません

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