今朝の朝日新聞(電子版)がソフトバンクの新料金プランについて報道しています(記事、全文は無料登録が必要)。この報道で徐々に詳細がわかってきました。
それによると、新料金プランは通話定額2700円(従来型携帯電話は2200円)、データ通信プランには家族でシェアできるプラン、余ったパケット量を翌月に持ち越せるプランが用意されるようです。またパケット上限も2GBから30GBまで(3500円〜25000円)の6段階が用意されるとしています。開始は7月1日、プランの予約は6月11日(来週火曜日)から。
さらにNHKも同様の内容でソフトバンクの新料金プランについて報道しており、今朝の報道は正確な情報だと考えられます。(NHKの記事)。
「分け合える」だけでなく「持ち越せる」もなかなかいいプランだと思います。上限2GBだと、普段あまり使わない人でも旅行や出張が多い月とか、自宅の無線LANルーターが故障したときとか、突発的に多くの通信をする必要がある時に困ります。余った通信量をある程度持ち越せるのは利用者側のメリットです。
価格についてはほぼドコモと同様でしょう。長期契約者向けの優遇サービスモありますが、こちらは割引ではなくポイント優遇になっていて、ドコモとは違います。ただソフトバンクは長期契約者がドコモほど重要度が高くないことも、優遇が少なくなる要因かもしれません。
横並びプラン+データを持ち越せる、これでソフトバンクはドコモに「対抗」できるとは思います。ただドコモを上回るプランを提示できたとは思いません。あとはauに期待です。iPhone, iPadのデータシェアできるデータ量の上限、さらには本格的なVoLTEの料金体系などauの新プランに期待する部分が大きくなってきました。