コンテンツ配信でも脱落組がチラホラ

この年末年始、電子書籍サービスと音楽配信サービスの終了が相次いで発表されています。終了を発表したサービスはコンビニのローソンが運営する「エルパカBOOKS(電子書籍配信)」とソフトバンクが自社ユーザー向けに提供していた「SoftBank MUSIC BOX(音楽配信)」です。それぞれ小さな企業が運営するものではなく、いよいよ生き残りが厳しくなってきたことを示唆していると思います。

それぞれ電子書籍も音楽配信もこれまで破竹の勢いで市場を拡大させてきたサービスですが、やはり利用者を集められなかったサービスから脱落していくのでしょう。両サービスともiPhoneやiPadには対応しておらず、Androidのみでのサービスだったことを考えると利用者集めにも苦労していたのではないでしょうか。

確かにコンテンツ配信はいろんなサービスを利用するより、サービスを一つに絞った方が効率がよくなります。そのためより品揃えのいいサービスに利用者が集中する傾向が強くなっています。中小サービスには厳しい環境となっており、大企業が運営するサービスでもこれから脱落が相次ぐのではないでしょうか。

僕自身は楽天のKoboがどこまで粘るかに注目しています。

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