米国の投資家Gene Munster氏はAirPodsがAppleの収益で重要な部分を占めていると推測し、さらに将来的にはARと連動するウェアラブルオーディオデバイスになると予測しています(Gene Munster Says AirPods Will Evolve Into ‘Wearable, Augmented Audio Device’)。iOS 11からAR機(拡張現実)能がiPhoneにも本格的に搭載されますが、ARを音響面で支えるのがAirPodsになるというのは真っ当な予想かもしれません。
AirPodsはモーションセンサーを内蔵
AR機能が実際にどのように利用されるかどうか、まだはっきりした方向が出ているわけではありませんが、当面、もっとも活躍しそうなのがゲーム分野でしょう。多くのゲームは音楽や効果音がふんだんに使われていますが、ARを利用するならスピーカーではなく、ゲーム内で音が出ている場所から音が聞こえるような工夫があったほうがいいでしょう。
この問題を解決してくれそうなのがAirPodsです。AirPodsにはモーションセンサーが内蔵されており、本体の動きを検知できます。頭の動きとAR内の音源の場所を計算して左右の音のバランスを変えることは可能なはずです。AirPodsの利用でさらに没入感の高いARが実現できるような気がします。
常に身につける端末に?
また将来的にはディスプレイを見ていない時も、AR内の音響空間をAirPodsを通して体感できるようになるでしょう。例えばAR版ポケモンGOをAirPodsをつけて遊んでいる場合、左のほうから隠れているポケモンの鳴き声が聞こえてきて、その鳴き声に近寄っていくとiPhoneの画面にポケモンが飛び出してくる、なんて遊び方もできるかもしれません。
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— Made With ARKit (@madewithARKit) 2017年6月26日
応用例はゲームだけでないでしょう。ARが視覚だけでなく聴覚も手に入れれば、その世界への没入感は高まり、現実との違和感は低減します。AirPodsはARをアシストする重要な武器になるという推測は単なる願望の範囲には止まらないと思われます。