ドコモが満を持して発表した「カケホーダイ」プランの予約は15日から始まっています。そして昨日、その予約が50万件を突破したと発表されました(ケータイWatchの記事)。受付5日で予約50万件というのは成功だと思います。「機種変更でショップに行って、店員さんに勧められるままに新プランにした」とは訳が違います。積極的に新プランを評価している人が50万人いるということです。
これまでなかった完全通話定額制にはある程度の需要があったと考えられます。この予約の好調さはauやソフトバンクの新プランにも影響するでしょう。無視できるような需要ではないことからau、ソフトバンクともに通話定額かそれに準じたプランを用意する必要が出てきたのではないでしょうか。仮に通話定額を盛り込めないとなると、ドコモへの契約流出も少なからず出てくるはずです。
ドコモの通話定額のメリットは利用者としては通話料が安くなるだけでなく、通話ごとに時間を気にするストレスから解放されることも大きいと思います。僕も電話中は基本的に早く要件を終わらせることを第一に考えます。そのストレスから解放されることには大きな価値があると思います。今は長電話の多い人とはiPhoneでFaceTimeをりようしたり、Skypeで通話したり、工夫をしていますが、その必要がなくなるのは小さなことですが大きな違いになりそうです。
このペースで行けば6月1日のプラン開始には100万契約の予約も見えてきそうです。ドコモはおそらくこのプランを主力としていくはずですが、その滑り出しとしては上々と言っていいでしょう。