アナリストが「iPhone 8は13万円」の噂に否定的な見解

9月12日のスペシャルイベントを目前に控え、次期iPhoneに関する憶測が多数出ています。しかし名称価格発売日など普段なら明らかになっているような事柄も依然として詳細不明となっています。特に価格に関しては多数の予想が出ており、予測する人によって意見が分かれています。(UBS Analysts Suggest iPhone 8 Will Not Cost $1,200

Appleは価格を先に決める

UBSのアナリストは、Appleは商品の価格を先に決め、それに合わせて製品を開発・製造・販売する傾向が強いとしています。iPhone 8も同様に、部品価格が高くなるから製品の価格を上げるという価格決定プロセスではないとし、Appleが次世代iPhoneの機能の価値としてふさわしい価格を設定すると予想しています。

アナリストはこれらの事情を考慮するとiPhone 8が極端な高価格商品になることはなく、900ドル前後が妥当であると結論づけています。確かにスマートフォンの価格として1,200ドル(13.2万円)が妥当かと言われれば疑問です。長く使っても数年で時代遅れになるスマートフォンに1,200ドルを払える人は限られます。どれだけ高機能であったとしても、それが多くの人に使われなければ意味がありません。

今回の900ドル付近の価格という予測には一定の説得力はあります。

発売日も詳細不明

価格だけでなく、発売日に関しても新しい情報が出ています。今日になってサプライチェーン筋から出てきた情報によれば9月12日、AppleはiPhone 7s/7s Plusと同時にiPhone 8を発表するものの、iPhone 8の発売は11月に遅れる可能性があるとのことです。

サプライチェーンからの情報は割り引いて考える必要があるのですが、確かにiPhone 8に関する情報ブレ具体的な情報が出てきた時期が遅かったことなどを考慮すると、普段より発売が遅れる可能性は否定できません。iPhone 8の価格がいくらになり、いつ発売になるのか、9月12日のスペシャルイベントで答え合わせができるはずです。