11月20日から全国のマクドナルドでクレジットカード決済とQUICPay+決済が可能になりました。これまでiD、Edy、nanaco、WAON、交通系電子マネーにしか対応していなかったので、一気に決済の幅が広がりました。
クーポンからApple Payがスムーズに
今までもマクドナルドはSuicaやiDに対応していたのですが、今回の対応方式拡大でQUICPay+も加わり、これで国内の全てのApple PayユーザーがマクドナルドでApple Payを使えるようになりました。iOSアプリでクーポンを提示して、そのままApple Payを起動して支払いという流れがより便利になりました。
また同時にクレジットカードでの支払いにも対応し、マクドナルドの店頭で現金を出す機会はかなり減るのではないでしょうか。現金決済が減ればレジ処理も簡素化され、現金管理コスト、つり銭の間違いなども減るでしょう。これらメリットをマクドナルドが実証すれば、他のチェーン店にも電子マネー（Apple Pay）、クレジットカード払いが広がることは間違いないでしょ。
次は日高屋、最後にサイゼリヤ？
今、僕の生活圏にある主なチェーン店でクレジットカード払いにも電子マネーにも対応していないのが日高屋とサイゼリヤです。日高屋では一部店舗でSuica（PASMO）払いが可能になっており、もしかしたら電子マネーへの対応は近い将来チェーン全体にも広がるかもしれません。
ただサイゼリヤは決済手数料を節約するために敢えて現金決済にこだわっているとされ、電子マネーやクレジットカード払いに対応するのは遅そうです。とはいえマクドナルドが電子マネーやクレジットカード決済を導入して経費削減を達成できたとすれば、サイゼリヤも動くでしょう。マクドナルドがキャッシュレス決済に成功すれば、日本のキャッシュレス社会は一歩どころか、二歩、三歩と前へ進むことになるでしょう。