Echo Dotを使うと、早くHomePodが欲しくなる

Amazonのスマートスピーカー、Echo Dotを日々の生活で使っています。照明(Hue)のON/OFF天気情報ラジオ音楽アラームタイマーなどiPhoneでもできるような基本的な使い方しかしていませんが、対応製品を揃え、対応サービスを生活に取り入れていけばEcho Dotが便利になっていくのは確実です。ただEcho Dotは簡易スピーカーしか搭載していないため、音楽を楽しむには少々難があります。

音楽はHomePodに任せる

Appleは6月のWWDCでHomePodを発表した際も、オーディオ製品という位置付けを強調していました。Siriが最低限の情報を教えてくれて、音声でスピーカーを操作してApple Musicを高音質で楽しむための製品、それがHomePodの位置付けなのでしょう。最初はHomePodで家電を操作したり、タクシーを呼んだり、買い物をしたり、色々できればいいと思っていましたが、Echo Dotの便利さを感じるうちに、HomePodはApple Musicだけでいいんじゃないかと思えてきました。

生活の実用的な部分はEchoに任せて、HomePodはApple Music専用機にするのも悪くないでしょう。これまでずっとApple Musicを使ってきて、プレイリストも僕の好みもApple Musicに蓄積しています。この蓄積を生かせる専用機(しかも高音質スピーカー搭載)が部屋に一台あるのは快適に違いありません。

Amazonもサブスクリプション型の音楽配信サービス「Amazon Music Unlimited」を展開していますが、iPhoneやiPadでの利便性、Apple Musicに溜まった情報を捨ててまで移行する気にはなりません。なのでApple Music専用機としてHomePodが早く欲しくなりました。

Echo DotはAirPodsともペアリング可能

簡易スピーカーしか搭載しないEcho DotBluetooth接続でスピーカーやヘッドホンに音声出力すれば、高音質で音楽を聴くことはできます。なので、もちろんAirPodsともペアリングできます。AirPodsのケースにあるボタンを長押しし、内部のライトを白く点灯させた状態で、Echoアプリの「設定」→「ユーザーのEcho Dot」→「Bluetooth」と進み、「新しいディバイスをペアリング」と進めば簡単にペアリングできます。

AirPodsを一度ペアリングすれば、ケースから取り出して数秒後にはペアリングが完了しています。ペアリングを切断したいときはケースにしまうか、AirPodsを耳から外して「Alexa、Bluetooth接続を解除」と言えばOKです。この辺りの挙動は他のBluetoothヘッドフォンと同じです。

ちなみにSiriよりAlexaが優秀な点は、音楽がEcho本体から流れている時でもAlexaは呼びかけに応えてくれることです。Siriにはこれができません。