今朝の朝日新聞、日経新聞の報道によるとドコモが6月1日から新料金プランを開始するようです。目玉となるのは2700円程度の通話定額プランと10GBからの家族データシェアプランになっていて、4人でデータを分け合えるなら1台あたり月額5700円となる予定としています。
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現状が7,000〜8,000円程度(機種代、月々割考慮せず)なので、条件が合えば月額利用料を節約できる事になります。ただ、大幅値下げという割にはそれほど安くなっていない印象です。もちろん利用者側の値下げ要求は際限がなく、企業側の利益追求とは相容れないものがありますが、それでももう一歩足りない印象もあります。
やはり企業側としても標準的なプラン(データ通信も通話も使う契約)で1契約5,000円は死守したい一線なのかもしれません。ソフトバンクの新プランも基本料無料等のキャンペーンを利用しても月々は6,000円はかかります。これまで「それほど使ってないのに7,000円なんてもったいない」と感じていたユーザーに対してピッタリのプランで5,700円なら満足してもらえるという思惑が見えます。
最低でも5,000〜6,000円という料金の方向性はまだ発表になっていないauの料金プランにも出てくるのではないでしょうか。iPhone販売で3社が横並びとなった状況で、料金は同じとしても内容を同じにはせず、3社で違った特徴のあるプランが出てくればいいと思います。ただ、月額3,000円以下となるような大幅な値下がりには期待できないと考えます。そこは格安SIMに任せればいいのかもしれません。