昨年9月22日に発売されたApple Watch Series 3には単独でのLTE通信機能が搭載されました。利用には通信キャリアとの契約が必要なのですが、購入から6カ月（180日）の無料キャンペーンがあったため、今までApple Watchの通信料を意識する機会はありませんでした。しかしまもなくApple Watch Series 3の発売から180日となり、このキャンペーンは順次終了していきます。
単独通信の機会は…
人によってApple Watchの使い方は様々です。外出する時はiPhoneを絶対に持っていくという人にApple Watchの単独通信機能はあまり便利ではないかもしれません。ただ散歩、ウォーキング、ランニング、サイクリングなどiPhoneを持たずに外出した方が快適という機会は多くあります。そんな時、Apple Musicの利用、メッセージの受信通知、電話の発着信などがApple Watchでできるのは便利です。
またランチやちょっとした買い物の時にiPhoneも財布も持たずに出ても、Apple Watch Series 3のLTE通信機能を使えば通知を見逃すこともなく、Apple Payの利用、Suicaへのチャージも可能です。この便利さは生活を変えるほどのものではありませんが、自由度の向上という面で大きな進歩でもあります。この自由度の拡大に500円（ドコモ）、350円（ソフトバンク、au）を毎月支払うか否か、悩ましいところではあります。
ナンバーシェアオプションを継続予定
僕自身、Apple Watchだけを持ち出して何かするというのは週に1、2回程度の頻度です。そのApple Watchだけで出かけた時に重要な通知が来たり、電話をかけたりするのはあまりないのですが、iPhoneを持たなくてもいいメリットは確かに感じます。これから春、夏にかけて屋外での作業が増えそうなのでiPhoneを持たなくても連絡が取れるメリットを感じる機会はさらに増えそうです。
なので現在無料となっているauのナンバーシェアオプションは当面継続予定です。また先日有料化（無料キャンペーン終了）が発表されれたテザリングオプションも継続予定なので、この春から通信料が850円も値上がりしてしまいます。年額にすると約１万円の値上げ（出費増）となるので、少し痛いところではあります。