Apple 3月27日に教育関連イベントを開催 会場はシカゴの公立学校

Appleは3月27日(現地時間)にイベントを開催すると告知しました。しかし今回のイベントは教育関連イベントと位置付けられており、通常の新製品発表イベントとは一線を画すものになりそうです。

低価格iPadの発表?

Appleは教育分野にも力を入れており、iPadが子供の教育に大きな役割を果たせるとして数々のプロモーションを行い、また実際の教育現場への導入を支援しています。今回のイベントでも教育とiPadの関わりが大きなテーマになると予想されています。昨年末から低価格なiPadが発表されると噂されていましたが、このイベントで教育現場への導入を前提とした低価格(2万円台?)iPadが発表されると予想するメディアもあります。

またイベント開催告知に添付されたイラストはApple Pencilで書かれたようにも見えます。現行モデルのApple PencilはiPad Proでしか使えないのですが、通常のiPadでも使えるApple Pencil 2が発表されることにも期待したいところです。

予想外だったイベント開催

今回Appleが告知したイベントのテーマは教育であり、毎年数回開催される新商品発表のスペシャルイベントとは趣が異なります。それでも3月中にはイベント開催はないかなぁと予想していただけに予想外の告知となりました。ともあれこれで3月のApple関連のスケジュールは3月27日を中心に回っていくことになりそうです。

ちなみに教育関連のイベントは2012年1月に開催されたことがあります(この時もイベント開催は本社ではありませんでした)。このイベントではiBook 2.0iBooks AuthoriTunes Uが発表され、iPadを教育現場で有効に活用しようという試みが発表されました。2018年になってようやくiPadの性能や価格、教師の理解などの環境が整いつつある段階まできたのかもしれません。

今回のイベントは新製品の発表にも期待したいですが、子供達の教育の未来をAppleがどのように描き、それを支えるためにどのような活動をし、どのような製品(アプリ)を提供するのか、という大きな視点でも見てみたいと思います。