サードパーティー製の文字盤が追加されれば、Apple Watchの可能性は広がる

昨日、watchOS 4.3.1内の記述から、将来的にApple Watchサードパーティー製文字盤をサポートする可能性が浮上しました。これは多くの人が待ち望んでいたことで、Apple Watchの可能性拡大につながるものとして期待されています。

バンドと合わせるデザインも

すでにApple Watchはサードパーティ製のバンドが多数販売されています。これらバンドメーカーが文字盤も同時にユーザーに届けることができれば、バンドと文字盤の組み合わせでApple Watchはさらにファッション性の高いものになるでしょう。Apple Watchのバンドを作っているメーカーにとって、事業拡大のチャンスになるはずです。

さらにAppleが文字盤配信のためのプラットフォーム(AppStoreのようなもの)を用意すれば、個性的な文字盤を配信し、収益を上げるデザイナーも出てくるはずです。iMessageのスタンプの配信では単価が120円、240円中心なのですが、Apple Watchの文字盤ならもう少し高い設定も可能になりそうです。

販売促進にも利用可能

LINEスタンプは企業のプロモーションに多用されていますが、このプロモーションでの利用はもちろんApple Watchの文字盤でもできるでしょう。商品プロモーションのため期間限定で配信される文字盤や企業の設定するアクティビティチャレンジに成功した場合にもらえる文字盤、商品購入時のおまけとしてつく文字盤、いろいろ考えられます。

またアプリと文字盤を連携させることができれば、より自社アプリにアクセスしやすい文字盤を作ったり、文字盤にアプリ情報を効果的に表示できるようにしたり、と可能性は広がっていきます。Apple Watchの多様性を拡大させる意味でも、サードパーティへの文字盤解放はぜひ実現してほしいものです。開発者に大きな影響を与えそうな変更なので、早ければWWDCで発表になるかもしれません。期待しています。