Apple Watchは様々な盤面を選択できるようになっていますが、基本的にはAppleが用意したデザインを使う必要があります（写真を盤面に表示することはできます）。これがwatchOS 4.3.1以降に変わっていく気配です。（watchOS 4.3.1 suggests future support for third party watch faces）
watchOS内にコードを発見
Apple Watchの盤面をカスタマイズする機能は多くの開発者が求めていたものです。多彩な盤面が登場することでユーザーにとってはより自分の好みにマッチしたApple Watchにカスタマイズすることができます。また開発者側としては、サービスやアプリにユーザーがよりアプローチしてもらいやすくなる盤面の提供ができそうです。
さらに言えば、盤面デザインの販売や各種プロモーションでの配布も可能になるかもしれません。Apple Watchの販売台数が増えてきたこともあり、多くの用途が考えられます。非常に面白い兆候がwatchOS 4.3.1内で発見されたと思います。
搭載はwatchOS 5から？
このくらいの大きな変化はwatchOS 4.3.1というマイナーアップデートで実装されることはないかもしれません。このまま順調に開発が進み、計画が進行していけば6月のWWDCで発表されるwatchOS 5の一部としてサードパーティ製の盤面が発表されるのではないでしょうか。開発者がユーザーにアプローチする機会を増やし、最終的には収益増につながるこの機能は、WWDCでの発表の目玉にもなり得ます。
これまでAppleがデザインをコントロールしてきたApple Watchがついに独り立ちして、独自に発展するときがきたのかもしれません。これもApple Watchが多くの人に受け入れられつつある、一つの結果なのだと思います。