日経新聞が「ソフトバンク、LTE回線卸売りへ NTTに揺さぶり」と報じています。一応、計画があるという段階ですが比較的具体的な記事なのでおそらく近いうちに発表があるでしょう。簡単に言えばOCNやNiftyなんかがよくCMでやってる980円でスマホが使える、とか言ってるアレをソフトバンクの回線でもするということです。
これは面白そうです。これまでソフトバンクには「ライトプラン」的位置づけの料金プランがありませんでした。そんなにバリバリLTEを使うわけでもないし、30Mbpsとか50Mbpsなんて速度要りませんよって人は多かったと思います。
そういう人向けに旧来の3G感覚で、さらに安く使える存在として回線卸売りサービスは利用価値の高いサービスになりそうです。3Gに比べてLTEは応答速度が速いので、メールの送受信やWebサイトの読み込みまでの時間は速度に関係なく速くなっています。そうした恩恵を受けつつ、速度や通信量を抑えることで料金が低くなるのはいいかもしれません。
980円は無理かもしれませんが、通話付き・月1GBまで・最大500kbpsくらいで1,980円なんてプランがあれば魅力的かもしれません。ぜひiPhoneでも使えるサービスになって欲しいものです。
僕自身は沢山データ通信を使うので、キャリアが提供する定額プランが選択肢の中心になってしまいます。でも選択肢が増えるのは悪くないです。KDDIはこれには追随して欲しいものです。