LTEのスピードテスト競争は過熱していますが、それを一般利用者に伝える方法は相変わらずワンパターンです。一応、第三者(ネットメディアや調査会社)が計測して発表する形になっていますが、調査費用などがどこから出ているか、勘ぐりたくなる記事が多くあります。
最近、ネットメディアに掲載された記事がそうとは言いませんが
「「海でつながるスマホ」No.1はドコモのiPhone 週刊つりニュース調べ」
「ドコモが最速 アプリダウンロード、三大都市でスマホ速度調査」
「北海道最速はドコモ……大学・高校、空港、商業施設など69ヵ所で調査」
と、なかなかドコモに有利な結果が相次いで出ています。
確かにドコモのLTEは全国で150Mbpsエリア、112.5Mbpsエリアを拡大しており、一時期のような「ダメなXi」というイメージは挽回しつつあります。好意的に捉えるなら、その改善が調査結果にも表れてきたと言うことでしょう。
今後の2月、3月の学割商戦に向けて速度調査や意識調査が数多く発表されるでしょう。そしてショップの店頭には「最速LTEは○○(××調べ)」「満足度No.1は**のiPhone(##調べ)」なんてポスターが堂々と貼られるのだと思います。ただ、こういうのはあくまで参考程度にキャリアを選ぶのがいいと思います。