今朝のニュースではNTTによる固定通信サービスと携帯電話回線のセット割引について、総務省が「見直す必要がある」と判断したと伝えています。(総務省、NTT「セット割引」解禁を検討 シェア低下で見直し)
既にKDDIは全面的に固定通信サービスと携帯電話回線のセット割引(スマートバリュー)を販売しており、その好調がKDDIを支えている状況です。こうした好調な競合企業の動向を受けての総務省の判断だと思われまます。
しかし僕としてはセット割引はあまり好きではありません。携帯電話の2年契約ですらあまり好きではないのに、固定回線も含めて囲い込まれるのもいい気持ちではありません。確かにセット割引は安いのですが、引越しなどで回線状況が変わった時に不要な負担が発生する可能性もあります。また気軽に携帯電話のキャリアを移ることも難しくなり、良いサービスを提供するキャリアを選びにくくなります。
こうした2重、3重の囲い込みが各キャリアで進めば、サービスの改善スピードが遅くなってしまうのでは?という懸念もあります。