中国移動のiPhone販売は年間2,000万台? TD-LTEのトップランナーに

昨日、Appleのティム・クックCEOも中国を訪問し、中国移動でのiPhone発売を盛り上げました(下のつぶやきがその様子)。各種調査機関の予測では中国移動のiPhone販売は年間2,000万台程度と予想されているようです。この中国移動のiPhoneはTD-LTEに対応しており、一気にTD-LTEユーザー数が増加すると考えられます。

Having fun in Beijing at the iPhone launch with China Mobile! pic.twitter.com/AqoqLbbeO7
— Tim Cook (@tim_cook) 2014, 1月 17

日本ではソフトバンクグループのWCPもTD-LTEサービスを実施し、またKDDIグループのUQコミュニケーションズもWiMAX2+としてTD-LTEサービスを開始しました。ただ先発のWCPでも250万契約程度でと推計され、アナリストの予測通りなら中国移動のTD-LTEユーザーは一年でWCPの10倍に達します。中国移動がiPhone販売で一気にTD-LTEの盟主になるのではないでしょうか。

これから日本でもTD-LTEが発展していくことは確実です。将来的には日本で使っている端末を、中国でもシームレスにしかも広範囲に使えるネットワークとして整備して欲しいものです。