ソフトバンクのプラチナLTE、4月からサービスインできるの?

ソフトバンクは900MHz帯の電波を獲得してから、本当に「一気に」基地局を整備してきました。しかし、既存利用者との兼ね合いでLTEに使う10MHz(上下20MHz)分の電波は来年の4月以降から使えるようになると説明しています。プラチナLTEが利用可能となれば、iPhone 5s/5cはこの電波に対応しているので、エリアが大きく広がると予想されます。

プラチナ電波は凄いらしい

ソフトバンクがプラチナLTEを利用できるようにするには、既存利用者に新たな機器を導入してもらい、新しい周波数帯を利用してもらう必要があります。その移行の進捗は「終了促進措置に係る四半期報告概要及びその確認の結果等(リンク先中程)」で確認できます。報道では遅れているとされているのですが、実際のところはこの報告で確認するのが一番確実です。が、その報告が遅れているようです。他の報告は第2四半期分も出ているのですが、ソフトバンクの報告だけ第1四半期分で止まっています。本来、11月中頃に報告されるようですが、12月17日時点でも掲載されていません。どうしたのでしょうか。

4月にある程度の場所でプラチナLTEが利用できるようになったとして、それが全国レベルでの利用可能となるのはもしかしたら、結構遅れるのかもしれません。スピード感のある経営が取り柄のソフトバンクなのでここから、一気にまくってくる可能性は大いに考えられますが、いずれにせよエリアの計画や予定が一切公表されていないプラチナバンドのLTEの不透明感は少しずつ大きくなっている気がします。