Powerbeats Proの発売近づく アメリカでFCCの認証を取得

AirPods(第2世代)と人気を分け合いそうなPowerbeats Proの発売が迫っています。アメリカでは電波を発する機器の販売にはFCCによる製品の認証が必要になるのですが、AppleがPowerbeats Proの認証をFCCから取得していることが判明しています。

5月上旬発売へ

Appleは新製品の発売直前にFCCの認証を受ける傾向があり、よほどの事情がない限り認証後に速やかに発売となることが一般的です。今回のPowerbeats Proの認証取得もその発売が目前に迫っていることを示していると考えてよさそうです。ちなみにAppleはPowerbeats Proの発売を「5月」としているだけで具体的な発売日には言及していません。

しかしこの時期にFCCからの認証を得たのなら、5月上旬にもPowerbeats Proが発売される可能性が高くなってきました。AirPods(第2世代)を見送ってPowerbeats Proの発売を待っていただけに、比較的早い段階で発売されそうなのは嬉しいところです。ちなみに5月に発売になるのはブラックモデルのみで、他の3色は夏以降の発売になるとの情報もあります。

AirPods(第2世代)かPowerbeats Proか

完全ワイヤレスイヤホンの定番はやはりAirPodsです。第2世代になって「Hey, Siri」に対応し、ワイヤレスイヤホンでは避けられない遅延の短縮、ペアリングのスピード向上など性能・機能の向上も図られています。またワイヤレス充電ケースを使えばQi対応充電パッドからワイヤレスでも充電できるようになりました。このワイヤレス充電はAirPodsの便利さを飛躍的に向上させるものであり、最大の特徴となっています。

一方でPowerbeats Proはワイヤレス充電には対応しないものの、AirPods(第2世代)と同じくH1チップを搭載しており、ペアリングのスピードや遅延の短縮が図られています。またBeatsブランドとして販売するだけあって音質はAirPodsよりもいいとされており、スタンダードな音質のAirPodsとは一線を画すイヤホンになります。価格は少しだけ高いのですが、ワイヤレス充電にこだわらないならAirPodsよりもPowerbeats Proを選択するのが正解ではないでしょうか。