+メッセージが新機能を追加、、、って誰が使ってるんだ?

ドコモ、au、ソフトバンクの3社が共同で提供しているメッセージサービス「+メッセージ」に企業の公式アカウント機能が追加されました。これでプロモーションやサポート業務に+メッセージが効果的に使えるようになるのでしょう。しかし+メッセージのユーザー数に広がりが見えない中で、この新機能がどこまで有効活用されるかは不明です。(LINE対抗「+メッセージ」に公式アカウント機能追加

プライベートではあまり…

+メッセージが登場した時、なぜか打倒LINEを目指すメッセージサービスと大きく報道されました。しかし実際にはサービス開始時点で何周も出遅れてしまっており、LINEの牙城を崩すどころか、サービス自体の認知度もかなり低い状況が続いています。実際に自分のスマートフォンのアドレス帳に登録されている人で+メッセージを使っている人(アカウント登録している人)を確認できるのですが、私のアドレス帳内ではほとんどの人が使っていません。

プライベートでの連絡にはLINEで全て事足りる状態に、新たなメッセージサービスが入り込む余地はなかったのでしょう。ただ仕事でつながっている人には僅かですが+メッセージを登録している人がいます。おそらく企業内で利用するメッセージサービスとして推奨されているのでしょう。確かにプライベートと仕事でメッセージサービスを分けることで「誤爆」は減るのかもしれません。それでもほとんど利用されていません。

追加された新機能として、企業の公式アカウントサービスを開始することで、個人ユーザーへのアプローチを強めていく戦略なのかもしれません。しかしサービス開始からもうすぐ1年が経過する段階で、今の状況を考えると+メッセージの前途は多難でしょう。