Appleは日本時間の9月20日から月額定額制のゲームプラットフォーム「Apple Arcade」を開始します。その開始に先立ち、ベータ版のiOS 13をインストールしている一部ユーザーがApple Arcadeにアクセスできるようになっています。本番のサービス開始前に一定数のユーザーからのアクセスを受けて、不具合などの最終チェックを行っているのでしょう。(9to5Mac: Apple Arcade gaming service now available for some ahead of Thursday launch)
App Storeの「Arcade」から
私もベータ版のiOS 13をインストールしていて、このニュースを見てさっそくApp Store内のArcedeタブを見るとテスト対象ユーザーだったようで、あっさりApple Arcadeを開始することができました。このサービスは月額600円で提供されるのですが、最初の1カ月間は無料トライアル期間とされており、気軽に加入できます。1カ月後に契約を更新するかはまだわかりませんが、少しはゲームをやってみようとは思います。
契約は他のアプリのダウンロードと同じでFace IDによる認証とサイドボタンのダブルクリックで完了します。契約後にApp StoreのArcadeタブにアクセスすると対象アプリが入手可能になり、すぐにアプリをダウンロードして遊べるようになっています。ちなみに現在提供されているアプリは53種類で、この規模で金曜日からの本サービスが始まると予想されます。
タイトルには発表イベントで紹介されたコナミのFrogger in Toy Townやスクエア・エニックスのVARIOUS DAYLIFEも開始時の配信タイトルに含まれています。
ゲームに戻れるのか
私は小学生時代からテレビゲームを始め、その後ファミコン、スーファミ、プレステ、プレステ2と順調にステップアップしてきたのですが、歳を重ねるに従って徐々にゲームから離れていってしまいました。今でもiPhoneやiPadでゲームすることもあるのですが、友人たちと泊まり込みでゲームのクリアを目指していたような過去の情熱はもうありません。そんなユーザーがApple Arcadeにどんな価値を見出せるのか楽しみではあります。
Apple Arcadeで提供されているゲームを見る限り、子供向けゲームだけでなく大人も楽しめそうなゲームが含まれています。また長時間じっくりやり込めそうなゲームから短時間で遊べるゲームまでが揃っている印象です。家族が遊ぶ分も含めて600円を払う価値があるかどうか、1カ月で考えようと思います。