iPhone 11シリーズ、カメラが最大の推しポイント

いよいよiPhone 11/11 Pro/11 Pro Maxの発売日(20日)が迫ってきました。発売日が近づいたことで先行レビュアーによるレビュー記事も公開され、ファンの期待を煽っています。レビュー記事を見る限り、多くの記者はiPhone 11のカメラの素晴らしさを紹介しており、Appleの発表イベントでも強調された通り、iPhone 11シリーズの最大の特徴はカメラと言っていいでしょう。

iPhone 11 Pro

ナイトモードと超広角

iPhone 11のバックカメラは2つのレンズを持ち、iPhone 11 Proは3つのレンズを持ちます。それぞれ超広角レンズが追加されたためですが、この超広角での撮影がiPhoneに新しい体験をもたらしてくれるようです。今までよりも広い範囲が撮影でき、大きなものや広い場所の景色、大人数の集合写真も撮影できるようになりました。従来のiPhoneだとパノラマ撮影で乗り切っていたケースでも写真を一枚撮影するだけで済ませられるのは便利になるでしょう。

また写真の構図に選択肢(iPhone 11は広角と超広角、11 Proはズーム、広角、超広角)が増えたことで、写真自体の表現力が上がることは間違いありません。SNSに投稿する写真でも美しさやインパクトが求められる時代です。SNSに写真を投稿するため、綺麗な写真を撮りたい多くのユーザーの要求にiPhone 11シリーズが応えることになるのでしょう。

そして注目したいのがナイトモードです。iPhone 11シリーズには暗い場所での撮影した写真を明るく、そしてシャープに現像する機能(ナイトモード)が搭載されています。レビュー記事でもその差は明確で、夜らしい雰囲気を保ちつつ、明るい写真に仕上がるようになっています。ちなみにナイトモードでは被写体が静止している必要があり、撮影には数秒が必要(最大30秒)ですが、三脚は特に必要なく手で保持するだけでOKのようです。

ナイトカメラ

これ以外にも画像の処理でも飛躍的な進化を遂げているようで、逆光時の撮影にも強くなっているとされます。これら進化の結果、iPhone 11シリーズのカメラはどのレビュー記事でも高評価を得ています。

それ以外のポイントは…

レビュー記事ではそれぞれカメラの素晴らしさを強調しているのですが、それ以外のメリットを取り上げている記事はあまり多くありません。デザインや表面の仕上げなどの外観面に注目した記事もあるのですが、多くの人がそこに惹かれてiPhone 11シリーズを購入するという注目点ではなさそうです。個人的には一部レビュアーも触れていましたが、UWBに対応したU1チップを搭載したことでiPhoneの使い方の可能性が広がったことに注目したいです。

UWB

U1チップ超広帯域通信にも対応することで空間認識や位置情報の精度を格段に向上させるセンサーなどを集積させたチップとなっています。ARアプリへの応用紛失防止タグとの連携より精密なホームオートメーションの実現など考えられる応用例は多岐に渡ります。iPhone 11シリーズ1台ではU1チップの真価を発揮するのは難しいかもしれませんが、今後発売されるApple製品がこのチップを搭載していくことで、世界を変えられるほどのポテンシャルを持っているのは間違いありません。

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