Apple Watch Series 5の発売を20日に控え、先行レビュー記事が公開されています。記事によると確かにApple Watch Series 5は文字盤の常時点灯が実装されるなどの新機能もあって魅力的な機種にはなっているのですが、Series 4からの買い換えを推奨するまでには至らないという内容になっています。
慌てる必要はない
Apple Watchは初代の発売からSeries 2、Series 3、Series 4と更新を重ねるごとに飛躍的な進化を遂げてきました。特にSeries 3からSeries 4への進化では画面サイズの拡大や処理速度の向上などで、従来製品と比べて別モノに進化しています。しかしSerise 5ではこの進化スピードを一旦緩めているという印象です。
レビュー記事でも文字盤の常時点灯やコンパス搭載について触れていますが、これが従来のApple Watchを大きく進化させる存在とまでは言い切れないという印象です。そのため一部記事ではApple Watch Series 4からSeries 5への買い替えについては「慌てる必要はない」としています。Appleから製品提供を受けて書かれている記事にしては珍しい表現です。
Series 3かSeries 5か
Series 5でApple Watchの進化スピードが一旦遅くなったことで昨年のモデルからの買い替えについては推奨とまでは言えないようですが、新たにApple Watchを購入する場合は個人的にもSeries 5がオススメです。新モデルの発表を受けてSeries 3が大幅に値引きされて販売されるようになったのですが、Apple WatchはSeries 4から全くの別モノになっています。
画面の見やすさ、処理速度など普段Apple Watchを使う上で重要な部分がSeries 4で大幅に改善されています。それを引き継いで改善が図られているSeries 5はさらに日常で快適に使えるはずです。一方でSeries 3までの機種ではアプリの起動時間や画面をタップした時の反応などで満足できない部分もありました。そのため初めてApple Watchを買いたいと考えていて、これからいろんな用途に使いたいと思っている人にはApple Watch Series 5がオススメです。
一方で時間と通知の確認、通話、Apple Payなど基本的な機能だけを想定しているなら格安モデルになったSeries 3がオススメです。